不安障害(神経症) 忘れてならぬもの

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写真は、青空が眩しい、小春日和の関東地方。


さて、
毎年のことでありますが、
この時期、不安感で悩む人が多い。


今日も神経症、不安障害について思うところを書いてみたいと思います。


我々は、不安障害(神経症)やパニック障害になったことは、あまり問題にしない。

今のストレス社会であれば、
だれがなっても不思議ではありません。

ただ、ここからどうやって解決していくのか、、

ここが重要になります。



不安障害(神経症)やパニック障害の場合、

認められたい、という向上心。
失いたくない、という防衛心。

この責めと守りの意識が、周りの人よりも強く、
徹底的、完璧を目指す性格傾向が多い。

その結果として、
少しでも自分に不利な状態になると、
不安に陥りやすい。


また、不安やパニックになった以降、
すでに、ほとんど良くなっているのもかかわらず、
症状を思い出すことで、
ほんとうに、そうなってしまう。

表現を変えれば、

良くなっているのだけれども、
燃えかすのような感覚が残っているため、
症状と錯覚しては、取越し苦労をしてしまう。


つまり、「症状」と呼ぶにふさわしい状態に、
自分で作り上げてしまうことが往々にしてあるのです。


これは、不安症状を長年持ち合わせていれば、
薄々お気づきの人も多いのではなかろうか。


これが、不安に「とらわれ」た状態であります。


しかし、独特の怖い症状ではあるけれども、
治るときは跡形もなく、消え去っていく。
あるのだけれども、それがもう問題とならないから、
あったことさえ気付かなくなる、
と表現した方が良いのかもしれない。
これが、不安障害(神経症)の特徴。


今でこそ、症状ばかりに意識が向いていますが、
やがて、この不安の裏側にあったものに気付き始める。


ここで、忘れてはならぬこと。
それは、


不安の裏側にあるもの、
本来、自分の心にあった「強い願望 (欲望)」


不安やパニックで、とらわれていた時も、
自分を裏切る事なく、
ずっと、こころ奥深くにいてくれた
本来の負けん気の強さと、強い願望 (欲望)。

これはとても素晴らしいこと。


普通、これだけ症状とやらに
コテンパンに打ちのめされると心も萎えるもの。
とうてい普通の人にはできたものではない。


だけども、
転んでは、起き上がり、また、転んでは、這い上がり。

これは、神経質な人の、
称賛に値する心根です。



自分の不安を強めていたのは、
何だったのでしょうか。


孤独の中で、
得体の知れない不安と戦い尽くしてきたからこそ、
自分の言葉で語れる
なにかがあると考えます。


さてさて、
今日は、真冬日から一転した小春日和。

皆さんにとって、
素敵な週末になりますように。



不安障害(不安神経症), パニック障害・各種神経症の症状と心構え, メンタルヘルスONLINE


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by mental-online99 | 2018-02-24 10:12 | 不安障害・パニック障害 | Comments(0)

メンタルヘルスONLINE スタッフの徒然日記。神経症 不安障害・鬱(抑うつ)などを語ります。


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