まあいいか・・・ を取り入れる

e0367279_19150804.jpg



e0367279_19150819.jpg


↑ 晴天の桜も良いですが、雨の中、控えめに咲く花々もまた良いものです。



 神経症(不安障害)の人たちの弱点のひとつに、「まぁいいか・・」が無い。


 往々にして、0か100か、白か黒かになってしまいがち。人生のさまざまな局面で、「はっきりしろよ」となってしまい、中途半端(グレー)を嫌う傾向になります。それはそれとして良い事もありますが、たとえば観光旅行で云えば、見どころをすべて盛り込むのではなく、あえてまた今度に・・と数か所残して帰るくらいの余裕がほしいところ。


 さて、神経症は一つの「ごく人間らしいあらわれ」として私たちは理解します。神経症(不安障害)の人たちは、いろんな不安症状を心内に持つ。しかし、その不安は性格、意識性、完璧主義、生存欲の強度により現れたことから、その心の裏側に感受する葛藤、症状と云えば症状であることはくどい位に述べている通りであります。



 したがって、不安は良いとか悪いとか以前のことであって、不安が有るから良いと云える。しかし、神経症の人たちはそれがあるが故に、苦悩し、困惑し、恐怖に陥り、とらわれ、寝込んでしまって本来自由であるべき意識の流れが停滞を起こしているに過ぎない。


 すなわち、「不安が有るから役立っている」、と云うことと、「不安はあっては困る」、と云うこの大きな溝をどうやって神経症の人たちに飛び越えさせるか・・、と云うことであります。



 今は、不安症状も大いに活発で、それどころではない、と感じている人も多い。

しかし、これらを理解してくると、やがては不安が顔をだしても徐々に他人ごとになってくる。対岸の不安、他人ごとなので、不安を相手にしない心の態度に変化してくる。

 不安があった、なかったが問題とならない心の態度が発現してくる。その時、症状があったから悲しいとか、無かったから嬉しいと云った感じさえ起らなくなることを私たちは知っている。



 不安を度外視して、本来の「生存欲」に気付き、ここまで苦しんだにも関わらず、不本意な行動を起こすことも無く、只々まっすぐに生きてきた自分を評価してあげることです。そしてもっと今後の自分を信じてあげることが大切です。



 なぜなら、表面で苦しんだ自分の裏側には、あーでもない、こーでもないと葛藤し、

陰で支えたもうひとりの自分がいるはずですから。


 より良く生きたい、評価されたい向上したい、健康でいたいからこそ、悩み苦しみ、葛藤を起こし心が停滞を起こすに至った。人生どうでもよければ、神経症にはならない。


 このように人は努力し、向上を求めるからこそ、迷い悩み心も停滞を起こしがちになる。

不安にもなれば鬱々しくもなる。これは至極当然の事であります。

大切なのは、今起こっている上記の事実を認め、そこからどう立ち上がるかです。



 生存欲、向上心が強ければ強いほど、対局して不安に陥りやすい事を今一度知り分けることが大事。


 まるで暗闇の中で一人煩悶して過ごすより、自分自身と云う温かな「灯り」、を見つめ歩んでいく時間も必要です。


 

不安障害(不安神経症), パニック障害・各種神経症の症状と心構え, メンタルヘルスONLINE
http://www.mental-online.co.jp/care.html


◆以下URLにて、皆さまのご感想・ご意見・ご要望などをお待ちしております。

http://ws.formzu.net/fgen/S84758081/
by mental-online99 | 2015-04-07 19:56 | 不安障害・パニック障害 | Comments(0)

メンタルヘルスONLINE スタッフの徒然日記。神経症 不安障害・鬱(抑うつ)などを語ります。


by Mental Health Online
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30