お彼岸

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 お彼岸ですね。

 先日、家系図を作ろうと自身の戸籍をさかのぼれるところまで取り寄せました。すると、1837年(天保8年 徳川家斉が隠居の年)の先祖まで辿ることができ、少々幕末ロマンに浸っておりました。天保8年、この先祖がいるから今の私がいるわけで、何やら感慨深いものであります。いつの日か時間があれば、江戸時代、戸籍記載の住所地を訪ね歩きたいと思います。


 さて、鬱や神経症。

 まず、不安神経症の身体症状。これはくどい様に申している通り、10人10色であります。めまい感、胃腸症状、頭痛、ふるえ、過呼吸、筋肉の支障、心臓の違和感、夜間就寝時のパニックなど挙げればキリがない。身体症状がある場合はその検査をして予めルールアウトする必要がありますが、その後異常が無かったら口に出さない、症状の愚痴を一切言わない事。これが神経症解決の大原則なのは云うまでもありません。


 これら神経症の身体症状、多くはクセのようなもの。症状が有った場合、どうしても症状を観察して奥に奥に入り込んで観察してしまう。すると、症状がクセとして固定化され頻繁に出やすくなる。特に症状が辛くて寝込んでいると、症状を観察する余り、症状に「とらわれ」抜け道がなくなってくるのは多くの人が体験しいるところであります。寝込んではより症状と向き合うため、できれば常に何かをしている生活をしたいところです。


 観察の次にくせものが、云わずと知れた「予期不安」。

 まだなってもいないのに、「倒れるのではないか」、「心臓が止まるのでは」、「重篤な病気になっているのでは」、と取越し苦労をする。騒がなければ、煩悩の犬も目覚めなかったのであるが、起こしてしまった「犬」はなおさら騒がしく心臓も益々ご清栄にと、ドキドキしてくる。これまで何度も、倒れることもなかった、心臓も止まることはなかった事はご自身の経験則で理解ができていると思います。であれば、自分の体をもっと信じ、暴風雨が去るのを只じっと待つこと。この「待つクセ」を今度は学ばなくてはならない。


 さて、改めて、

 完璧を求める人ほど、不安も強いし凹む速度も速い。一方、ほんの少しでも満足できる人は境遇に従順であります。だからと云っておおらかに成れではありません。


 看脚下(かんきゃっか:自分の足元を見よ、という意味)と云う有名なことば。


 例えば何かに、あるいは誰かに頼って生きていると、それらが失われたとき一歩も進むことができません。その時は自分も見失って行き場さえなくなって人生の迷子になります。又、上に上に焦ってガツガツ登って行っていては、足元を踏み外してしまう。

 大切なのは、前に進むときは、「足下を見ること」。たとえば、将来が不安だと云う人がいれば、「現在をやること」と助言します。つまり、先々の不安は先々の不安として、今(足下)を丁寧に取り組むこと、今の取り組みが先々の自分を作ってくれます、と説明します。


 加えて、森田先生が云います。

 まず病と健康ということについて一通りの理解をもつことが必要である。病ということは生命に対する障害である。生命とは、よく生き永らえて、その生活を全うすることである。生活を全うすることが目的であって、生き永らえることは手段である。たんに生き永らえているだけでは、それはいわゆる酔生夢死である。それを健康ということはできない。




不安障害(不安神経症), パニック障害・各種神経症の症状と心構え, メンタルヘルスONLINE
http://www.mental-online.co.jp/care.html


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by mental-online99 | 2015-03-22 20:01 | 精神疾患 | Comments(0)

メンタルヘルスONLINE スタッフの徒然日記。神経症 不安障害・鬱(抑うつ)などを語ります。


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