不安神経症と鬱 その不安症状をどうするか

関東地方も桜が見ごろになってきましたね。朝晩の寒暖の差もあり、この雨風で桜も少し散っていました。三寒四温、皆さまも体調管理にはお気を付けください。

 さて、神経症性による不安症状とうつ症状、ここで冷静に考えてみたい。
不安神経症になった。あるいはうつ病になった。誤解を恐れず申せば私はこれらに罹患したことが問題ではない。
大切なのは、転んだあと、どうやって起き上がるかである。

 不安と鬱、これは平成の世、現代においてごく人間らしい心の反応だからです。ましてや不安神経症やうつになる人たちの多くは神経質傾向な性格である。この神経質傾向は真面目で几帳面、ガラスのように繊細な心を持っている人が多い。繊細で対人関係が苦手にもかかかわず、飲み会、真逆な交友関係、無理な仕事などが重なり、より発症を早める人もある。女性は特に、交際相手のペースを守りがちであるため尚注意が必要でありましょう。

 現代は学生も社会人も、とにかく生活スピードが速い。
インターネットや携帯電話の普及もあいまって、情報が溢れかえり、TVを付けても画面に映し出される映像は不安を煽るものばかりであります。又、インターネットを起動させれば、これもTV以上にリアルで情報スピードも速く、これに我々もついて行かなくては社会や周囲から取り残される要因ともなります。

 言い換えれば不安症状やうつに陥ったみなさんは、このような多元的な世の中に直面し、競争し、悩み、葛藤し、歩調を合わし、自らの力で解決しようと悪戦苦闘してきたわけです。TVやネットから大量に流れてくる必要以上の情報、閲覧注意と書かれた映像、書き込みを見ればおのずと不安や鬱をともなう。
これはむしろ人間らしい反応ではないでしょうか。TVや雑誌にしてもある意味人間の完璧を映し出しています。例えば、ダイエットにしろ、学習塾、ビジネスマンのCMにしろ、医師が出演しての病気番組などでもそうです。

 私は最初に、不安神経症やうつ状態になったことが問題では無いと申し上げました。

 誤解を恐れず繰り返し申し上げれば、大切なのは、「転んだあと、どうやって起き上がるか」であります。私はここに重きを置いています。
と申すのも、このストレスのかかる情報社会、長い人生の中でこれから何度も転ぶことでしょう。
実社会では色んな局面で心理的な負荷を伴い、対人関係にも悩み、何度もこのような不安や鬱の場面に直面します。これを見いだせない人たちは、現実逃避をして不登校やひきこもり、あるいはアルコールや薬物に手を出したり、いわゆる裏社会に染まっていくケースが多いのを私たちは経験則として知っています。

 ネットやTV、広告等から放たれる大量の情報。そしてそれらに染まった人たちと対等に生活をしていくには大変な心理的労力が必要となります。不安感や鬱、孤独感、焦燥感などは今の社会からすると無理からぬことです。
転んだから、そこの部分だけ重い病気として局所的に投薬対処する、、、
長い目で見ればこれでは意味が薄いと私は考えるのです。いや、むしろ大きく的が外れているのかもしれません。
 まずは、神経質傾向な自分と知り分け、それに見合った対人関係での「間合い」、「仕事術」、「生活術」を建設的に考えたうえで、不安と鬱の理解、予防、防衛をしていかなくてはならないと考えます。

 転んだあと、どうやって起き上がるのか、、。

ぜひ、長い眼でで学んでいただきたいものです。

続きは、また次回に。


不安障害(不安神経症), パニック障害・各種神経症の症状と心構え, メンタルヘルスONLINE
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by mental-online99 | 2014-04-01 20:01 | 不安障害・パニック障害 | Comments(0)

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