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柳緑 花紅 − 神経症

柳は緑 花は紅 (やなぎはみどり はなはくれない)

 
言わずと知れた純朴な言葉ですね。

また、純朴だからこそ、簡単ならぬ意味を含んだ言葉で

早春、この御軸が掛けられるのですが、

この御軸を見る度に、身が引き締まる思いです。



柳は緑 花は紅

自然に抗わない「あるがまま」な姿がいちばん素晴らしく

花はいかなる外部に関係なく、ありのままに咲いている。


 
言い方を変えれば、人もそうかもしれないが、

一度疑って見た緑は、より深い緑に、

花の紅であれば、より紅く見えるものであります。


 
柳は緑で、花は紅い。

この当たり前のことが、なかなか思えない。



 
不安障害の不安症状に当て嵌めれば、

不安と戦い、不安を追い払おうとしたから、

不安症状を持つに至った。

 
症状をとることが目的ではなく、

症状と思っていること、

即ち、それが「自分」である。


不安症状は不安になり、

時に、身体症状にまで姿を変え顔を出す。

しかし、徹底してそれを知り得たとき、

これが自分と深く理解したときが、

この、「柳は緑 花は紅」。

この境地に心が至り得るのではないだろうか。


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↑ 裏山では誰の目も、雨風も気にすることなく咲き誇っていたサツキ。


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↑ 1617年 天海僧正によって徳川家康公を祀っています。日本三大東照宮の1つ。

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皆さんにとって、よいGWになりますように。
by mental-online99 | 2016-04-28 17:34 | 不安障害・パニック障害 | Comments(0)
「八風(はっぷう)吹けども動ぜず」 という言葉があります。


   われわれの人生、とくに他人の評価で振り回されることも多く、

   そして、騒がしい。

   他人が陰で何を言おうと、八風からあおられようと、自分は自分として見失ってはならない

   と、簡単なようで深い意味を持つ言葉です。



 この「八風」とは、私たち人間の心を惑わす、八つの風を例えています。


 不安障害の症状も同じことがいえます。

 今の不安、と思ったら、数時間後には別の不安が吹き荒れた....という経験もあるでしょう。

 心臓の症状と思えば、今度は胃腸に移行したり、翌日には漠然とした不安になったりと、

 なんとも枚挙に暇がない。

 

   不安障害(不安神経症)の人が、心臓がおかしいといって病院に走る。

   今度は、頭部がおかしいといって病院に走る。


   考えたいのは、姿カタチを変え症状の八風が吹き荒れても、根っこは「不安」である。

     
   不安症状からあおられても、不安の本態を見失ってはいけないし、

   自分も見失ってはいけない。

 このまま不安と戦い、不安を追い出そうとするのか、

 びくびくハラハラするのが自分と自覚しての不安とでは、まるで先々の景色も異なる。

  
 又、いつも申し上げている通り、

 周囲の家族も同様、注意は要するが頻繁に「調子はどうか?」と本人に尋ねてもならない。

 なぜなら、聞くことで症状を忘れていた本人が症状をわざわざ探してしまうからである。



   どこまでも長生きしたい、評価されたいからこそ不安に陥りやすい神経症(不安障害)。

 必ず這い上がって見せる....と、転んでも立ち上がっていく

   「あなた」をむしろ評価し、どうか大切にしたいものです。

  
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   ↑ 木蓮(もくれん)の花。

 
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  ↑ カスミ草、と思ったら、「シジミ草」。

  
  

メンタルヘルスONLINE
http://www.k4.dion.ne.jp/~care/pd-inf.html
by mental-online99 | 2016-04-21 18:33 | 不安障害・パニック障害 | Comments(0)
 熊本地震で被災された皆さまへ心よりお見舞い申し上げます


 2016年4月14日に熊本県で発生した地震により被災された皆さまには、心よりお見舞いを申し上げます。また、被災地等におきまして、救援や復興支援などの活動に尽力されている方々に、深く敬意を表します。
 被災地の一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。

 メンタルヘルスONLINE 職員一同
by mental-online99 | 2016-04-16 15:00 | 未選択 | Comments(0)
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    ↑ 木蓮(もくれん)の花。


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 ↑ かすみ草ではなく、シジミ草。


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 ↑ サツキでしょうか。


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 ↑ 葉桜、、これはこれで趣がある。

 神経症の場合、その不安症状からさまざまな身体的症状を訴える。

 調子が悪いので寝込むことになる。すると、今度はまともに症状と向き合うことになり心身の状態を観察することになる。次に、観察することで、ますます症状は活発になる。この繰り返し、悪循環こそが「とらわれ(神経症)」である。
 その強い不安症状から、気絶をするのではないか、精神に異常をきたすのではないか、心臓がおかしい、など不安神経症の人の多くがここを体験し通過していく。もちろん、これらの症状があってルールアウトしていないのであれば、検査は必要である。しかし、多くは治療の必要がない指摘をされる程度である。

 


 まだ朝晩寒いですね。

 九州に居たと思いきや、

 これから、さらに北国で待つご家族の下へ向かいます。
by mental-online99 | 2016-04-13 08:15 | 不安障害・パニック障害 | Comments(0)

メンタルヘルスONLINE スタッフの徒然日記。不安障害・鬱、アルコール依存症などを語ります。


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