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今年も残すところ、あと半月となりました。
久しぶりの投稿です、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、いつものように不安障害(神経症)のお話を少々。



昭和の時代、東京は大観音横丁、森田病院でのこと。
縁側の掃除を終え、水の入ったバケツを持った入院患者に、

  「その水は、どこに捨てますか?」と森田先生。

  「下水口に流します。」と答えたら、

  「捨てないで、花壇の草花にかけてやりなさい。」と先生は言われました。

ここで、入院患者の人が、

  「私は、ハッとしました。花壇に行ってみたら、なるほど、天気続きのために土が乾き、草花がしおれていました。私は、その根元にバケツの汚れた水を注ぎかけました。あとで、先生が庭に出て来られて、私のほか、居合わせた数人の患者たちに、次のような話をされました。」と。

晩年、病弱であった森田先生が、

  「いのちのない水でも、無駄につかってはもったいない。まして、二度と生まれぬ尊いいのちを、どうして粗末にすることができましょう。私は、胸がわるい上に、喘息もちで、病人のような身体だけれども、その日、その日を、最大限に生きています。僕は、この弱い身体で、絶え間なしに働いていますが、しかし、それは決して病気を無視してやつれているのではありません。身体には細心の注意をはらい、熱は出はしないか、血痰(けったん)が出はしないか、とハラハラしながら、自分の健康のゆるす範囲でベストを尽くしているのです。われわれは、無意味な人生をおくりたくない。しかしまた、無理をして命をちぢめたくはない。そこには、絶えざるこころの緊張があり、いろいろの工夫が生まれるのです。」

当時の入院患者も、命がけで打ち込んでくる先生に、
なにがなんでも治さなくてはならない、と思ったことでしょう。

自分の命を大事にする。
しかし、ただ生きながらえることではなく、
自分の性格の特徴を発揮し、能力を充分に活用することが大切、と考えさせられます。


最後にこの当時の入院患者がいいました。

  「ひとたびは神経症のために、廃人同様になった私の中にも、きっと尊い値打ちがひそんでいるに違いない。その値打ちは、やがて必ず現れるであろう。私は、生きることのよろこびと、人生に対する勇気が、泉に湧く清水のように、湧き出てくるのをおぼえました。」


神経質人は、真面目で転んでも転んでも、立ち上がってくる。
普通の人なら、まず起き上がれないだろう。

なぜ、起き上がれるのか、
這い上がってこれるのか。

神経症になる人は、かぎりない夢、希望、こうありたいを強烈に持ち合わせている。
だからこそ、不安に陥りやすい。

真面目で繊細だからこそ、不安に陥り、「なぜだろう....」をやってしまうと、
たちまち、心がとらわれ、不安心でこんがらがってしまう。

不安と戦い、戦いの連続の日々になってくる。
ここから、不安障害や神経症とよばれる出発点になる。

神経症を克服した人が私に言いました。
  「あの人が優しくなった。」

優しくなったのではない、
あなたの心が変わったのです。






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# by mental-online99 | 2017-12-13 19:55 | 不安障害・パニック障害 | Comments(0)

梅雨の花々



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↑ ハイブリッドティー系  「芳純(ホウジュン)」


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↑ ハイブリッドティー系 「サンガッティス」 


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↑ ハイブリッドティー系 「 聖火(セイカ)」

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↑ ハイブリッドティー系  「紫雲(シウン)」


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↑ ハイブリッドティー 「マヌウ メイアン」


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↑ ガクアジサイ

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↑ 菖蒲(ショウブ)



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# by mental-online99 | 2017-06-09 20:44 | 不安障害・パニック障害 | Comments(0)

メンタルヘルスONLINE スタッフの徒然日記。不安障害・鬱、アルコール依存症などを語ります。


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